経営塾

2017.11.22

ノンフィクション作家 小松成美様/未来を創る 若手経営塾 第12回

東邦レオでは若手社員育成の一環として、 各業界の第一線で活躍されている方々を
ゲスト講師として招き、月に一度経営塾を開催しており、 今回で丸1年が経ちました!

そんな記念すべき第12回目は
ノンフィクション作家の小松成美様を講師として
お迎えしました。





「作家の仕事に就けて幸せ」
幼少期から、本が大好きだった。
絵本や文学、様々なジャンルの本を読み、
本を通じて人間の腹黒さや優しさ、
そして人間の可能性を感じることができ、
人を好きになった。

しかし、自分が「物語を創るのは得意」だと感じていたが、
書く側=作家という職につくというアイデアはなかった。

20歳で広告代理店に就職、その3年後にはテレビ局へ。

どこで働いていても、世の中の風潮や、必要な資格・経歴が壁となり、
本当に何がしたいかが分からなくなった。
自分の人生を考えれば考えるほど、絶望してしまった。
そしてストレスで病気になり、入院してしまう。

ところが、その病室の相部屋の方々から
励ましの言葉や、”希望を託す”といった
温かい激励をもらい、自分の小ささに気づかされる。

自分の一番好きなことを仕事にしたい。
1秒ともせず答えがでた。それが”本”だった。
読む側ではなく、書く側に立ちたい。
すると、毎日がキラキラしだした。



「準備とLIVEが大切」
ノンフィクションで人のことを書く上で
3ヶ月~1年近く、相手のことをしっかりと調べる。

1人の人と向き合う。その人生と向き合う「覚悟」をする。
そしてインタビューをする際には、調べてきたことを頭からすべて消去する。



LIVEで相手が答える言葉こそが、本当の答えであるから、
先入観を取り除き、目の前の人から発せられる言葉を紡いでゆく。

苦悩と高揚の狭間で、その人の全てを受け入れることが、
ストーリーを完成させ人の心を動かし得る作品となってゆく。
―本に取り上げる人物の共通点は?―

性別年齢問わず、心を動かされた人。大好きな人。
そして、臆することなくチャレンジしている人。



「作家としてのゴールは」
命ある限り、本を書いていきたい。
人に影響を与える本。一生かけて、そんな作品をつくり続けたい。

一番テーマにしたいのは、今を生きる人。
人々の人生が重なって今がある。
そして、自分の出会った人々を後世に残していく。
それが自分のできることであり、毎年ノンフィクション本を出せていることは幸福なこと。

その人が何を想い、感じたのか。
その想いの何を?誰に?伝えたいのか。
その人の行く末を描き、そして今を誠実に伝えていくことが
「ノンフィクション作家」という仕事。


小松さんの温かい人柄と、力強いお言葉に社員一同ファンになりました!



本当にありがとうございました!