経営塾

2017.09.21

日蓮宗神戸教会法伝寺 山中是道様 / 未来をつくる経営塾

東邦レオでは若手社員育成の一環として、各業界の第一線で活躍されている方々をゲスト講師として
お招きし、月に一度経営塾を開催しております。

今回の講師は、日蓮宗神戸教会法伝寺山中是道様。

仏教の知恵を生かして、心を整え、前向きに仕事・生活をする方法を、会社員向けの講習や、
個別のメンタルケアを通じて行われています。



『祈る』ということをどう捉えていますか?
基本的には自分以外のものに対する幸せを願うこと。
家族とか、友達、会社、さらには地域や国など、誰がために思う=祈りだと思う。
企業における日々の仕事の中でも、受けとるお客様のために考えて真剣に取り組んでいるはず。
どういう形で売れば相手に喜んでもらえるのだろう?と考えるところにも「祈り」はある。

メンタルケアを行う中で気をつけていることは?
「自分の立場で物事を考えない、相手の立場を想像すること」。
相談者には色々な個性や立場があることを意識している。
すぐに、その場で感じた答えを伝えることもあるが、基本的には解消のための時間と準備が必要だと考える。
人は心が不調になると体も不調になるが、その逆も同じ。
組織の中で悩んでいる人に対して他の人が何か手助けをするなら、
体を動かす作業、例えば設営作業を一緒に手伝うなど。
行動をともにして一体感が生まれると、言いたいことを言えるきっかけになる。

足るを知ること・欲とのつきあい方
「足るを知ること」はがまん、辛抱とは違う。何が大事かというと、豊かさや幸せの本質を知ること。
幸せの基準は時代にあわせてどんどん進歩しているが、人としての幸せの質を企業として追求してゆくと、事業の種や売り方の工夫にも繋がるのではないか?

最後に山中様より
経営は人の集まりで、商品やサービスの背景には必ず人がいる。
世の中が成熟するほど提供されるモノも似通っていくが、だからこそ成熟社会では人間力が企業の差別化に活きるのではないかというお話を最後にいただきました。



今回のお話は、お寺という企業とは少し違った目線からお話を聞くことができました。
山中様いわく、仏教は長い歴史の中で多くの人々が蓄積してきた「生活の知恵」。
今の世の中にも考え方として活かせる情報が多くあるはずです。

次回は10月13日開催です。株式会社サンワカンパニー 山根社長を講師にお招きします!