街づくり × イノベーション

2017.07.06

心地よさを学ぶ旅~ストックホルム海外研修~

2017年6 月25 日~30日にスウェーデンのストックホルムに研修に行ってきました!

トレンドの発信基地として知られるアメリカのポートランド、ニューヨークに対して、
北欧はこれか らのトレンドが生まれる場所として注目されています。

長い冬に閉ざされる北欧は、6 月から7 月が夏のピーク。
バルト海に浮かぶ島々からなるストックホルムは、空と海の青、森の緑が魅力的な街でした。
メンバーはグループ会社innovation のスタッフ3名と代表の吉川の合計4 名。
研修中の宿や行動スケジュールも自分たちで選び、計画します。



Airbnb で借りたのは市街地から20分程の住宅街。ピアノ工場をリノベーションしたお宅でした。
雑誌で見るようなインテリアのすてきなお宅でしたが、驚いたのは、キッチンやクローゼットなどは中身がそのままで生活感がいっぱいなこと。何より、貸す人、借りる人との信頼がないとできない 仕組みだな、と思いました。建物の入り方やゴミすての方法などご近所さんにもお世話になりました。

<フレンドリーなおもてなし>


ストックホルムのホテルやレストランでは、今までとは違うタイプのラグジュアリーも体験しました。
共通していたのは、スタッフの肩肘貼らないフレンドリーで親切な対応、そして程よい生活感のあるインテリアでした。お客さまを友人のように迎えて、リラックスした雰囲気の中でおもてなしします。旬の素材を大切にする料理や、野の花を簡単に飾ったような演出には「和」に通じるものも感じられ ました。

立派なウサギさんもいただきました。。。

<自然を楽しむ、自然を守る>
中世から「自然享受権」という権利を持つスウェーデンの人々は、自然を感じて暮らすこと、環境に配慮し自然を大切にすることに強い思い入れがあります。大都市ストックホルムでも身近に森があり、ベリーやきのこを採って楽しみます。夏にはストックホルム周辺に2 万4 千(!)もあるという群島に船で出かけ、太陽の下でのんびり過ごします。
私たちが訪れたのはFjaderholmarna というフェリーで20 分程の島。ピクニックや日光浴をする人たちもたくさんいました。一周20 分の小さな島なのに予約必須なレストランやハンバーガーやホットドッグのおいしいBrew PUB もあります。

人工が密集しているストックホルムにはたくさんの集合住宅がありました。郊外では、広い共有の緑地や公園があります。敷地の狭い都市近郊ではどの部屋にも広いテラスがあり、思い思いの家具を置いていました。幼稚園や学校、公園もすぐ近くにあり便利です。

自然を大切にする姿勢は、リサイクルの仕組みにも。ビンやペットボトルなどの資源ごみはスーパーに回収用の機械があり、回収後は返金されます。住宅地には新聞紙用、普通ゴミ用、衣服用のゴミ箱がありいつでも捨てられます。

<生活に根付くデザイン>
北欧デザイン、という言葉がありますが、街を歩いていても、駅舎や地下鉄構内、スーパーに置いている生活雑貨、雑貨店のディスプレイで色数を抑えてシンプルにデザインされているものが多く見られました。モノトーン+青や差し色、と言った色使いが一般的だということで自然に統一感が生まれているようです。

<最後に>
研修中に吉川と話す中で、いくつか目から鱗な問いかけがありました。
「日本人が海外に行く時、なぜ固定概念に縛られてしまうのか?」
「センスがいい、センスが良くなったとはどういうことか?」
などです。
「固定概念に縛られて自分の頭に思い描いた範囲でものごとを確認するだけだったり、せっかく海外に来たからと普段しないような過ごし方だけをしていても、自分の経験にならない。」
「いいモノをいい、おしゃれ!と思うだけでなく、何故いいのかを論理的に、図式化して人に伝えたり、他の状況に転用できるようになってこそ、センスがよくなった、と言える。」
海外研修に行くチャンスをいただいた分、重く響くメッセージでした。

景色や食事だけでなく、人の暖かさも素晴らしいスウェーデン。
英語を身に付けて、次回はもっと交流したいと思いました。

それでは、次回の海外研修報告もお楽しみに!