街づくり × イノベーション

2018.12.28

香川県三豊市 父母ヶ浜-世界が注目する小さな取り組みからのまちづくり-

香川県の三豊市にある海岸・父母ヶ浜

静かな干潟だったこの場所は、
“日本のウユニ塩湖”としてSNSで話題となってから、
一気に観光地となり、夕方になると写真を撮る人で賑わいます。


先日、ここ父母ヶ浜の指定管理を三豊市から受託させていただき、
来年からこの場所を起点にしたまちづくりに携わることになりました。


それに先駆けて、三豊市でシンポジウムを開催。
平日の昼間にも関わらず行政の方や地域で活躍する方々を含めて100名近い方々に来ていただき、
「父母ヶ浜を、そして三豊という街をどうしたいか?」について
改めて考えるキッカケの場となりました。



その場が持つ美しさや歴史を、
目先の経済合理性にとらわれず、
未来へ残す選択をした人の想いは、
必ず次世代へ受け継ぎ、紡いでゆく。




実は、夕日が綺麗なこの干潟は、
23年前に工場用地として開発が決まっている土地でした。

雇用も生み、経済がまわる。
当時の時代背景からしても、当然のことでした。


そんな時に、
たった3人で反対した方たちがいました。

少しずつ賛同者が増えて工場の建設は中止となりましたが、
それ以来ずっと、この3人はボランティアで海岸のゴミ拾いをし続けてこられました。


だからこそ、裸足で歩ける綺麗な干潟がある。
どんなに経済が発展しても、これ以上に価値のあるものはない。

父母ヶ浜の指定管理コンペの際、
東邦レオと一緒に企画したチーム「父母ヶ浜を受け継ぐ会」が提案した
施設の駐車場は唯一無料だった。


「観光客は良いかもしれないが、地元民からすると
有料だと住みづらくなりボランティアも減るかもしれない。」
そうみんなが言ったから。

23年前に海岸の清掃を始めた3人は、現在78歳。


この3人が、そして街の皆さんが守ってきた
“未来に残すべきもの”を、東邦レオが受け継ぎ、紡いでゆく。




こういった小さな取り組みから始まる
まちの住民や利用者目線でのまちづくりを実現させていけるように、
東邦レオは最高の黒子に徹し続けます。