近日公開予定です。
そんなにすごいのなら、
簡単な仕事も、賢い仕事も、
すべて人工知能に任せてみたらいい。
多分、効率は上がるはず。
で、成果は見えないとしても、
とりあえず楽しくないのだけは、わかってしまう。
だったら、今のところ却下。
愛のないAIでは、やっぱり笑えないから。
実際に、当社の役員が、
とある面接で新卒学生時代に放った言葉です。
「私はこういうことがしたい。
そのうえで、御社は一体何ができますか?」と。
面接はお見合いと言いますが、
ここまでくると、俺についてこさせろ!
という謎に強い口説き文句。
キライじゃないです。
何でもかんでも、ルールで決めすぎると、
お役所みたいになってしまう。
それって、無駄が多いのもありますが、
何より色々な社員が
それぞれ事情を抱えているのに、
ひとつのルールに当てはめるのは
無理だと思うのです。
長期休養の仲間を待ち続けるのも、
そんな理由から。
デキないことは、自分でやるより
デキる人に頼んだほうがいい。
そんなシンプルなことに、
最近、気づきました。
そうすると、
むしろデキることの範囲が広がるし、
大きくなります。
今、取り組んでいるのは、
自分たちだけではできないけど、
自分たちにしかできないこと。
どんなベンチャー企業も、
最初は攻めの姿勢です。
でも、会社が大きくなってくると、
それだけでは生き残っていけないのです。
借金はしない。
投資はしつつ、
何があっても大丈夫な蓄えも充分にある。
ただ安定しすぎると、
それはそれで、
つまらなくなっちゃうから難しい。
飛ぶんですよ、実際。
少々の柵とかなら余裕で。
普通のドッグランなら問題ありませんが、
これは、
屋上につくりましょうというアイデア。
面白い意見でしたが、
そこは愛犬家の上司が苦笑い。
かと思いきや、
だったらどうしようと大盛り上がり。
雑談も常識を飛び越えます。
これは、吉川が、もし仮に神さまに
「学生時代に戻してあげよう」と
言われたらどうするか?ということへの答えです(笑)
理由は、今の方がずっと楽しいから。
50歳を過ぎても、
昔と今と、どちらがいいかと聞かれたら、
迷わず「今がいい」と答える。
そんな人が社長です。
気がつけば何故か10年以上も続いている恒例行事。
それは新入社員が招かれる会長宅でのお食事会。
歓迎会や入社式とはまた違い、
橘会長と直接食卓を囲みながら、
ざっくばらんに話せるイベントです。
最初は緊張もするけれど、
帰る頃には、お腹も心もいっぱいです。
チャレンジする環境には
大きく分けて二つあります。
イチかバチか、やらないと先がないという場合。
充分に準備が整ったので、
もうワンランク上のステージを目指すという場合。
私たちは間違いなく後者。
多少こけてもビクともしないから、
安心して思いっきりやれます。
本当なら、
2015年に引退するつもりでした。
それでも続けているのは、
2020年以降の東邦レオの
土台を築きたかったから。
完成したら気持ちよく辞めるつもりです。
ちなみに親族に後を継がせる気は一切ありません。
託すなら、
今まで辞めずに一緒に働いてくれた仲間です。
儲かっているというと、
金さえ儲かればいいの?と、
マイナスのイメージを持つ人がいます。
そうじゃないんです。
本来、
社会に必要とされる
商品やサービスを開発すれば、
それは支持されます。
ビジネスの世界では
支持率=儲け。
必要とされなければ支持率も維持できません。
結婚相手にはいいけれど、
恋人としては物足りない。
今までの東邦レオは、
こんな感じです。
マジメすぎ(笑)。
だからもっとクリエイティブに魅せたい。
これまでの技術やノウハウで、
どんなライフスタイルを提供できるのか?
おじさんたちを、
コーディネートしてください。
21世紀。私たちの多くは、
この言葉に未来を感じていた世代です。
でも、これからの主役は、
「え、普通でしょ?」と生まれたときから
それが当たり前になっている世代。
2020年という年も、
目標じゃなくてあくまでスタートの年。
バトンタッチの瞬間を、
いま準備中です。
稼いでも、
すぐに浪費しちゃって貯金がないって人、
結構います。
一見、カッコいいのですが、
稼ぐだけじゃ、いつかきっと行き詰まる。
会社だって同じです。
無駄なものを減らしてより多くの成果を残す。
憧れるのは、センス良くシンプルに、
豊かに暮らす人の発想です。
「俺たちの時はこうだった」。
上司や先輩、もしくはもっと昔の偉い人たち。
彼らの言葉には
今でも学ぶべき教訓がたくさんあります。
かといって、
何もかもが今もそのまま通用するわけじゃない。
そこは上手に取り入れながら、
自分にしか描けない未来に役立ててください。
サッカーでも野球でも、
難しいのが世代交代。
スター選手やベテランが抜ける前に、
いかに新しいメンバーに引き継ぐかが重要です。
そこで思い切って、
新卒採用の人数を倍増します。
引退する先輩より入ってくる新人のほうが多い。
老舗企業ならではの、アンチエイジング。
東邦レオの創業は1965年(昭和40年)。
前の、東京オリンピックが開催された翌年です。
あれからもう50年以上。
人生で2回目の東京オリンピックを
目の当たりにする20世紀の先輩たち。
そんな人たちと
20代の若手が一緒に仕事できる会社ってのも、
いいもんですよ。
会社を休んでは、
海外の有名な険しい山ばかり登っている社員がいます。
もはや、そのために仕事をしている
と言っても過言ではないほど。
休暇をとるため仕事の段取りも
登山準備と同じくらい入念に行う彼。
常に高みを目指す「山男」には、
さすがの社長もかないません。
これからの採用基準は、
「私たちよりデキる人」。
つまり自分たちよりも優秀な人を採用する考えです。
たとえるなら、
こんな人の下で働いてみたいと思えるような人。
つまり、
私たちの未来の上司を探す新卒採用を行います。
老舗企業にしては、なかなか新しい試みでしょ?